活動報告
Report
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名古屋に存在する多くの中小企業では、様々な問題を抱えています。これらの問題は、一企業だけでは解決できない課題であり、産学官が連携して取り組む必要があります。しかし、これまでの産学官連携は成功実績が少ない上に、多くの予算を割いているにも関わらず、必ずしも良い結果につながっているとは言えない状況となっています。
そこで、今こそ産学官が集う新しい環境を構築し、名古屋経済を底支えする中小企業が抱える課題やニーズを的確に把握し、産学官の各分野から専門家をお招きし、各事例をご紹介いただきながら、グループディスカッションなどを通して、課題解決に向け取組みました。
第1回
「産学官連携の必要性を学ぶ」
9月08日(金)、名古屋JC会館にて新たな産学官の仕組みを形成する事業 第1回「産学官連携の必要性を学ぶ」(オープン委員会)が行われました。
これまでの産学官連携の実績や問題点、連携によって何がもたらされるのかを学ぶことにより、産学官連携の意義を学び、なぜ産学官連携が必要なのかをご理解いただけたと考えます。
第2回
「女性の社会進出について」
9月25日(月)、TKPガーデンシティ名古屋新幹線口にて第2回「女性の社会進出について」が行われました。
女性をもっと活用したいと考える企業を対象として、講演並びにディスカッションを通じて有用な人材である女性を活用するためには、どのような労働環境が必要なのかをご理解いただけたと考えます。
第3回
「補助金・助成金のあり方について」
10月13日(金)、ウィンクあいち (愛知県産業労働センター)にて第3回「補助金・助成金のあり方について」が行われました。多額の予算を要する補助金・助成金活用方法には多様な意見があり、利権確保やバラマキといった批判も散見され、本当に補助金・助成金のあり方が名古屋の経済にとって有用なのか研究し、補助金・助成金のあるべき姿についてご理解いただけたと考えます。
第4回
「事業報告会」
11月15日(水)、TKPガーデンシティ名古屋新幹線口にて第4回「事業報告会」が行われました。本事業の締めくくりとして、一連の事業から得られた産学官連携に関する研究結果を報告し、結果を共有しました。名古屋青年会議所が仲介して構築した、産学官の新たなプラットフォームの成果として、一企業では解決できない問題について、解決の糸口を見つけることができたことを示し、今後も新たなプラットフォームを形成していくことの必要性をご理解いただけたと考えます。